少し真面目にお世話をする

 2度目のミツバチ詣では、少し真面目なお世話をしに行った。1人だと心許ないのでNAMIGOも誘って行く。みんなのいえからは2人子どもが参加。

 前回は省略してしまったが、まずは装備を整える。

 黒い色は蜂が攻撃してくるので避ける。ジャージなどの生地も避ける。ビニール手袋と虫除け網のついたハットを装着。長靴。長袖長ズボンなので夏は工夫が必要だろう。

 そして、燻煙機を準備する。ふいごがついていて、むやみやたらと煙を出したくなる。火を使うというのもいいなあ。さすが養蜂。ぬかりない。

 あとは巣枠を動かすヘラと、蜂を優しく巣枠から落とすブラシ、新しい巣枠などを携え、草むらに分け入るとそこにはウンウンいってるミツバチたちと10数個の巣箱があった。


 巣箱をコンコンして燻煙をかけつつ、巣箱を開ける。何を見ているのかわからないまま、巣枠を一つずつ取り出して表裏を観察。2〜3箱見ていると、枠の個性が少しずつ見えてくる。そして、巣箱の個性も見えてくる。あ、これ、女王蜂がいないかも、とか、この箱はかなり過密状態だな、とか。それくらい。女王蜂はなかなか目視できないし、卵も幼虫もまだよくわからないけれど、勢いみたいなものは伝わってくる。繁殖の勢い。根拠はないけれどこの箱は大丈夫かも、と、次へ行く。師匠、そんなんでいいんでしょうか?


 密度の濃い巣箱をチェックしていると、蜂が少しイラだった。ウンウンがウインウインになる。少し距離を取ったり、大丈夫ですよーとか宥めながら作業を進める。不思議なことなんだけど、ちっとも怖くない。一回、網の間から中に入ってきて髪の毛に潜り込んだりしたけれど、事なきを得た。ま、いずれは刺されるだろうけどね。

 はみ出た巣を切り取り持ち帰る。少し蜂蜜も入っている。舐める。うまい。巣を切って蜂蜜がこぼれると、その蜂蜜にまたミツバチがたかるのが面白かった。大切なモノなのにこぼしてすまん、という感じ。

ミツロウを精製してミツロウラップを作る予定。いずれ販売できるといいな。待っててね。

2020/4/24作業

ハチロックス!

ミツバチの振動に出合った。 飛び交う蜂たちも全く気にならない。その振動の中で私も浮遊する何かになる。 ずっとやってみたかったんだ。養蜂。 耳鳴りがするほどのロックをライブハウスで聴くのが大好きだけれど、今はそれもままならぬ。 代わりにやってきた蜂の振動の記録を、これから綴っていきたいと思う。

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